灼熱という表現がぴったりな炎天下のなかチャプター徳島第3戦イマカツCUPが開催された。
今回の戦いはシェード・カレント・ストラクチャーを誰もが意識するものであったが、最も魚の活性を上昇させるカレントを求めすぎると水位が下がって岸際シェード干上がってしまったりストラクチャーへのタイトなノーシンカーも落とせない。かといって流れはじめる前の短いタイミングでキッカーサイズを反応させる術はあるのか?深く考えれば考えるほど難しいスパイラルが牙をむくフィールドコンデションであったといえよう。
そんななかでもカレントがチョークするスポットや近年復活してきたベジテーションに潜む個体など、選手自身の経験をもとに的確な推測と技術を駆使して高ウェイトを持ち込む選手が上位に名を連ねた。
優勝は、大当たりこそ少ないもののクレバーな戦いで常にポイントを稼ぎ続けている中堅実力派の白井選手。魚の居場所を推測するのは事前準備、当日は魚の居場所をダイレクトに狙うというサイトを駆使して唯一の4キロオーバーなウェイトを持ち込み、堂々の優勝を飾った。
準優勝の大久保選手は近年絶好調で四国内の様々なフィールドで無類の強さを誇っている。上流域をメインにシェードに見え隠れする個体をサイトで仕留めてきたのはさすが、お手本のような釣りを魅せつけた。
3位にはキューヨシ育ちでキューヨシ最強を誰もが認める亀井選手がランクイン。どんな場面やコンディションでも引き出しの多さでカバーできる強さを証明した表彰台となった。
4位の上木選手は開幕戦6位、第2戦5位、そして今回の4位・・・アゲアゲの連鎖は止まらない!
5位の宝子丸選手は10年ぶりの表彰台。きっと10年後も表彰台で笑っていることだろう。
ウェイトを見るだけではいかに様々な戦術でアジャストさせてきたか簡単に想像つかないが、非常に高いレベルでの一戦となったことは参加してきた皆が実感したことだろう。
残るは晩夏の最終戦、年間順位争いはまだ熾烈を極めている状況であるだけに盛り上がりが期待される。
天気 | 晴れ |
---|---|
気温 | 26~33 |
水位 | +50→-50 |
水質 | ややマッディ |
風 | 北東2m→南東2m |
順位 | ゼッケン | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | JBII四国3 | 白井 優 | 4,354g | 3匹 | 30Pts. |
2位 | 67341 | 大久保 光洋 | 3,245g | 3匹 | 29Pts. |
3位 | JBII四国2 | 亀井 晴紀 | 3,197g | 3匹 | 28Pts. |
4位 | 67195 | 上木 浩吉 | 3,061g | 3匹 | 27Pts. |
5位 | 67306 | 宝子丸 憲康 | 2,721g | 3匹 | 26Pts. |
6位 | 67197 | 坂本 洋司 | 2,420g | 3匹 | 25Pts. |
7位 | JBII四国8 | 竹本 利正 | 2,355g | 2匹 | 24Pts. |
8位 | 67106 | 阿部 大吾 | 1,924g | 2匹 | 23Pts. |
9位 | 67301 | 平井 清博 | 1,906g | 2匹 | 22Pts. |
10位 | 67516 | 濱松 祐司 | 1,890g | 2匹 | 21Pts. |
11位 | 67484 | 長谷川 和博 | 1,722g | 2匹 | 20Pts. |
12位 | 67009 | 谷口 雅信 | 1,707g | 3匹 | 19Pts. |
13位 | 67079 | 森本 雅雄 | 1,622g | 2匹 | 18Pts. |
14位 | 66926 | 吉兼 温人 | 1,345g | 2匹 | 17Pts. |
15位 | 67467 | 上村 利弘 | 1,163g | 1匹 | 16Pts. |
16位 | 67498 | 大西 弘也 | 1,062g | 3匹 | 15Pts. |
17位 | JBII四国7 | 三好 教仁 | 813g | 1匹 | 14Pts. |
18位 | JBII四国1 | 横山 修史 | 658g | 1匹 | 13Pts. |
19位 | 67348 | 大山 真尭 | 600g | 1匹 | 12Pts. |
20位 | JBII四国10 | 石川 秀夫 | 509g | 1匹 | 11Pts. |
21位 | 67893 | 大谷 貴志 | 481g | 1匹 | 10Pts. |
22位 | 67395 | 丹波 文孝 | 329g | 1匹 | 9Pts. |
23位 | JBII四国16 | 星野 耕示 | 230g | 1匹 | 8Pts. |
24位 | JBII四国14 | 篠原 慶 | 180g | 1匹 | 7Pts. |
25位 | JB霞ヶ浦70 | 成田 宣昭 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
26位 | JBII四国9 | 植田 誠寛 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
27位 | 67021 | 小松原 秀夫 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
優勝:白井優、4354g
<タックル>
①PMX68M、20メタニウムXG(K.T.Fカスタム)、FCスナイパー14ポンド
②インフィニットブレイド61ULST、17コンプレックスci4.F4HG PE0.6+FCスナイパー6ポンド
③インフィニットブレイド63XULST、17コンプレックスci4.F4HG FCスナイパー5ポンド
<エリア>
①②③坂東谷川
<リグ・ヒットパターン>
①サカマタシャッド6 ノーシンカーサイト
②サイコロラバーMAX SALT ノーシンカーサイト
③ヴェイン6.8スリム ノーシンカーサイト
<コメント>
スタッフの皆様、暑い中ありがとうございました。次回も良い結果が残せるよう頑張ります。
準優勝:大久保光洋、3245g
<タックル>
ロッド:DAIWAスティーズキングボルトFスペック、リール:DAIWA、ライン:PE0.6(リーダー:フロロ6ポンド)
<エリア>
①900g三日月湖対岸、オーバーハング下、シェードのシャロー
②900g藍住大橋下、右岸の水路流れ込み
③1300g 藍住大橋下、右岸水路流れ込みより下流30m、水が反転している所でシェード部分
<リグ・ヒットパターン>
ノーシンカーリグ、OSPサイコロラバーMAXソルト(モエビカラー)でサイトフィッシング。バスの進行方向のボトムに沈めて、ゆっくりズル引きして食わす。
<コメント>
石川会長はじめスタッフの皆様いつもありがとうございます。そして参加された皆様、暑い中お疲れ様でした。
3位:亀井晴紀、3197g
<タックル>
①ロッド:ロデオライドリバイバー アンセム、リール:ステラ2500S、ライン:3ポンドフロロ
②ロッド:エバーグリーン コブラDG、リール:カルカッタコンクエスト100HG、ライン:12ポンドフロロ
<リグ・ヒットパターン>
水が多い時間はダイナゴンネオ3.5inのバックスライドセッティングで流れの当たるレイダウン狙い。
減水が進んでからは、ハドルスイマー2inのダウンショットと2.4inのネイルリグを使ってサイトの展開でした。
<コメント>
イマカツCUPでお立ち台に立つことができて嬉しいです。
4位:上木浩吉、3061g
<タックル>
①②ベイト68MH フロロ16LB
<エリア>
①共栄橋橋脚
②共栄橋下流連杭エリア
<リグ・ヒットパターン>
①②クランキーダーター90:クランキーダーターで水面直下を超スローリトリーブで橋脚、杭際を通過させた所くらいでワンアクション入れるとバイトが有りました。
<コメント>
スタッフ、選手の皆様、暑い中お疲れ様でした。最終戦もよろしくお願いします。
5位:宝子丸憲康、2721g
<タックル>
<エリア>
<リグ・ヒットパターン>
<コメント>
第1戦 サンライン/アルティメイトワールド CUP | 03/12(日) | 徳島県 旧吉野川・今切川 |
第2戦 エバーグリーン CUP | 05/21(日) | 徳島県 旧吉野川・今切川 |
第3戦 イマカツ CUP | 07/16(日) | 徳島県 旧吉野川・今切川 |
第4戦 ノリーズ CUP | 08/20(日) | 徳島県 旧吉野川・今切川 |
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