第1戦 サンライン CUP
桜も開花した3月27日に2022年のNBCチャプター愛媛第1戦が開催された。
開幕戦の開催地は実に12年振りの開催となる大渡ダム。
春の大渡ダムは通いなれた地元ローカルでも平気でノーフィッシュも当たり前で難しい上に1週間で10ｍ以上もの急増水でスロープ閉鎖水位の為に前日プラクティスも出来ない状況。前日まで雨が続き大会当日は晴天予報。季節の変わり目と急増水、魚の動きをとらえられるかが今大会の鍵となった。
そんな状況の中、9名の選手が春らしいナイスフィッシュを検量に持ち込んだ。
優勝は地元高知から参戦の大久保選手。
朝からこの時期に魚の多い土管ワンドと竜王ワンドを往復してミスをしながらも2本、終了間際にスロープ対岸でキロフィッシュを追加。唯一の複数匹でリミットメイクとなる3本、3..215ｇを持ち込んだ。
準優勝は2020年、年間チャンピオンの村上選手。
中流エリアでディープのコンタクトポイントにリアクションで誘い今大会のビッグフィッシュとなる2.739ｇを持ち込んだ。普段ならフットボールを使用するが狙った水深にブッシュが多く、根がかりを回避するためにテキサスリグで攻略した。
第３位はライトリグの名手、阿部選手。
竜王ワンドでサイトフィッシュングを展開。魚の反応を確認してストレートワームにフックは縫い刺しにしてエスケープアクションで攻略し2ｋｇオーバーを持ち込んだ。
第４位は橋本選手、第５位に昨年の年間チャンピオン長瀬選手と続いた。
年間争いするには鬼門である春の大渡ダム攻略は必須。春バスの多いエリアでコンタクトポイントを把握し、水温の上昇とともにプリスポーンバスの動きを攻略した選手が上位に名を連ねた。
次戦の開催予定はアフターの野村ダム戦。全く違ったフィールドと季節でどんな展開が繰り広げられるのかが楽しみな１戦である。
１昨年よりコロナ過による中止、延期が多かったが、今期は無事に開幕を迎える事が出来た。
これもチャプター開催に理解をして頂ける開催地の地元の皆様、長年チャプター運営に協力して頂けるスポンサー各社様のご協力があってこそである。この場をお借りして御礼と感謝を申し上げます。
最後になりましたが、今大会の冠スポンサーであるサンライン様、最強ラインなど多数の商品提供ありがとうございました。
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 15℃ |
| 水温 | 11℃ |
| 水位 | 84％ |
| 水質 | ステイン |
| 風 | 強風 |
