第４戦 エバーグリーン CUP
7月24日に2022年NBCチャプター愛媛第4戦エバーグリーンCUPが野村ダムで開催された。
年間順位、中四国ブロック大会出場権利のかかった最終戦！
ブラックバス、ベイトともに個体数の多い野村ダムはトーナメントレイクとしては比較的キーパーは揃えやすいがアベレージサイズは通常400ｇ程度…。再現性の難しい1ｋｇを超えるキッカーをどうやって釣るのか？が重要になるのだが…。今年の最終戦は４キロオーバーが４名で野村ダムのポテンシャルを思い知らされるハイウェイト決着となった！
優勝はライトリグの名手である阿部選手。
前日プラの状況は良くなかったが、良いイメージが想像出来た水通しの良いエリアで組み立てた。
下流曝気周辺の水通しが良いであろうエリアにフリーリグをフォール＆ステイ。前日プラでは嚙み合わなかったが岩に絡めフォール＆ステイを繰り返しキロオーバー連発。とにかく自分が信じたエリアを丁寧にやり切る事が肝だったと語ってくれた。真夏の野村ダムではマックスレベルのビッグウェイトとな4878ｇを持ち込み、当日の状況にアジャストさせた見事な勝利である。
お立ち台のイメージが強い同選手だがなんとチャプター愛媛では今回がうれしい初優勝との事だった。
準優勝は長瀬選手。
稲生川上流のチョークした部分に絡む岩盤岬、レイダウンなどをリーダーレスダウンショットで攻略、4692ｇを釣り、最後の入れ替えした魚を釣った時には勝ったと思ったが今回ばかりはまだ上がいた…
第３位は村上選手。
タイミングを考えて自信のあるエリアに入り、３連続のキロオーバーで4422ｇ、正直、優勝を意識するウェイトであったがまさかの３位。通常なら優勝に絡むビッグウェイトである。
第４位は４137ｇを持ち込んだベテラン坂本選手、第５位には3184ｇで大久保選手が食い込んだ。
年間争いは開幕２連勝と最高のスタートダッシュに成功して最後まで好調をキープ、全戦お立ち台の大久保選手が完全制覇！第３戦から約１か月間、毎週野村ダムに通って練習した結果が年間優勝に繋がった！２位には最終戦優勝で追い上げた阿部選手（３位と重量差）、３位に同ポイントで井原選手、４位に一昨年の覇者である村上選手、５位には昨年の覇者である長瀬選手が食い込んだ。
年間５位までの選手は１０月末に野村ダムで開催される中四国ブロック出場権利を獲得した。
実に２位阿部選手以外の４選手がチャプター愛媛の年間優勝者で野村ダムのエキスパート揃い、中四国ブロック大会でも期待が出来るだろう。
今年度はコロナウィルス感染状況の影響で、第１戦の開催地変更があったものの地元関係者のご理解とご協力のもと全4戦開催する事ができました。末永く楽しいバスフィッシングが続けていけるように今後も継続してマナーの向上に努めたいと思います。
また、今大会の冠スポンサーであるエバーグリーン様、今年もたくさんの商品提供ありがとうございました。地元の皆様、協賛各社にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 31℃ |
| 水温 | 27.5℃ |
| 水位 | 92％ |
| 水質 | マッディ |
| 風 | 微風 |
