第３戦 ノリーズ＆プロショップめがねのタカイ CUP
早くも梅雨明けが予想される6月26日に2022年NBCチャプター愛媛第3戦ノリーズ＆めがねのタカイCUPが約１か月振りとなる野村ダムで開催された。
前回に比べてかなり難易度が上がっていると噂される朝霧湖。
キーパー３匹揃えるのも難しくなったとの声もちらほら…
前日の午後から降った集中豪雨なみの大雨で各インレットでは濁流が流入し、野村ダムの状況は変わったのか？貴重な１匹のキッカーフィッシュが順位を大きく左右する１戦となった。
優勝は角元選手。
前日雨の状況から濁りで稲生川上流がイージーになるだろうと予想して朝から一日勝負した。
予想通りキロアップのスクールを確認し、サイトフィッシングを軸に挑んだ。クリアな流入と濁りの境目や泳ぐ場所、ステイする場所を確認して流れのヨレなどにジグヘッドワーッキーを投入。ルアーはあまり動かさずにバスに見つけてもらう方法でキッカーを含み難しい稲生川上流のナイスフィッシュでリミットメイクしたあたりは流石、地元の選手。前日の天候状況も踏まえた見事な作戦勝ちである。
準優勝は藤井選手。
稲生川で得意のジースティックライトテキサス、羽根物、サイト、と色々なルアーで表層からミドルレンジを攻略。表彰台の常連になった藤井選手はソフト、ハードルアー問わずにオールマイティなルアーの使い手。今後が楽しみな選手の一人だ。
第３位は井原選手。キッカーとなる2ｋｇフィッシュを新製品のクランクベイトで仕留め、連続表彰台でベテランの存在感をしめした。第４位には３連勝が期待された大久保選手、得意なサイトではなく今回はミドルからデーィプレンジを攻略した。第５位には肱川の各インレットを攻略した真木選手が嬉しい初の表彰台に立った。
年間争いは全戦お立ち台の大久保選手が１歩抜け出しており逃げ切り体制。７ポイント差があるが2戦連続入賞の井原選手が追う展開で３位阿部選手、４位真木選手、５位村上選手と続く。野村ダムで開催される予定の中四国ブロック大会の出場権利もかかる最終戦でどんなドラマが展開されるのか楽しみだ
最終戦の開催も約１か月後の野村ダム。
毎回、上位の選手がお立ち台で口を揃えて言う通り、日本有数の素晴らしいフィールドである野村ダムでNBCチャプターが開催出来るのは開催を理解をして頂ける地元明間地区のご協力、日頃からルールを守って利用を続けるアングラーの意識、協力があってこそである。
また、今大会の冠スポンサーであるノリーズ様、めがねのタカイ様、今年もたくさんの商品提供ありがとうございました。地元の皆様、協賛各社にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 31℃ |
| 水温 | 23℃ |
| 水位 | 84％ |
| 水質 | マッディ |
| 風 | 微風 |
