第２戦 イマカツ＆タックルベリーCUP
まだ５月なのだが初夏を思わせるような暑い日差しの中、5月29日に2022年のNBCチャプター愛媛第2戦イマカツ＆タックルベリーCUPが野村ダムで開催された。
久し振りの野村ダムの状況は減水傾向で肱川は濁りが強く稲生川はクリアアップされている様子。
山間リザーバーだが春の水温上昇も早い野村ダムはスポーニングは比較的早く、すでに全域がアフターで回復組はインレット系に集中しているようだ。プラクティスを終えた選手達からは数は釣れるがキッカーパターンが掴めないという声が多く聞かれた。
アフター回復系を狙うのがセオリーだが、わかりやすいバックウォーターや各インレットはフライト次第。
バスのポジションを把握して効率よく立ち回った選手が上位に名を連ねた。
優勝は開幕２連勝となる大久保選手。
複数の魚をプラクティスで確認しており、得意なサイトフィッシングを軸に挑んだ。予想外に魚が見えな
かったが、岩盤で早い時間にリミットメイク。中盤からは少し深めのストラクチャー絡みに狙いを変更したのが正解で２本をキロフィッシュで入れ替えしてウェイトを2500ｇ位まで伸ばし、稲生川上流に戻りサイトフィッシングでタイミングよくブッシュに絡んだビッグフィッシュを3Ｄワッキーのネコリグ吊るしで今回の最大魚をバイトに持ち込んだ。結果、開幕戦に引き続きぶっちぎりの優勝ウェイトを持ち込んだ。
準優勝はエンジントラブルがあったがエレキで踏ん張った篠永選手。
朝一に入った板ケ谷の下流側でキッカーフィッシュとなる1500ｇを釣った後、他の選手が敬遠した肱川を中心に岩盤の先端やワンドの岬などでナイスサイズを揃えた。ワッキー掛けにしたストレートワームは針を隠すようにセットして根掛かりを防止、シンカーだけをスタックさせてシェイクを繰り返す釣り方で魚を反応させた。
第３位は井原選手。プラクティスで確認したアフター回復系の魚を元祖サイコロラバーのサイトフィッシングで攻略。ナイスキーパーのみに狙いを定めて小さめのルアーは使用せず6.5インチのストレートワームを中心に展開しネイルリグのフォーリングで攻略した。
第４位はハードルアーとで攻略した藤井選手、第５位には開幕戦も３位のライトリグマスター阿部選手
が入賞した。年間争いは折り返しで2戦連続優勝の大久保選手がリードしているが2戦連続入賞の阿部選手が6ポイント差で追う展開。4位以までは10ポイント差と僅差なので残りは１試合も落とせない展開になりそうだ。
次戦の開催は１か月後の野村ダム。
昨年はコロナ過による中止、延期が多かったが、今期は無事に事故無く開催する事が出来た。
上位の選手がお立ち台で口を揃えて言っていたようにチャプター開催に理解をして頂ける地元明間地区のご協力があってこそである。最後になりましたが、今大会の冠スポンサーであるイマカツ様、タックルベリー様、今年もたくさんの商品提供ありがとうございました。地元の皆様、協賛各社にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 27℃ |
| 水温 | 23℃ |
| 水位 | 77％ |
| 水質 | ステイン |
| 風 | 弱風 |
