シーズナルパターンとしてはアフター。しかし体力のある大型の個体から精力的に捕食活動していると感じられるフィールドコンディションであった。
透明度は決して良くない水質ながら、岸から覗きこめばシャロー域でのベイトフィッシュの活性は非常に高いという印象だった。
これまでの経験値や頻繁な練習の積み重ね・・・決してイージーではない状況でうまくアジャストし上位に名を連ねてきたのは、そのような選手がほとんどではないかと感じる一戦となった。
優勝はルーキーイヤーの大山真尭選手。地元ロコからも「彼はずっと真摯に練習を続けている」との声が聞こえてくるニューカマーは、新しい時代の流れを感じさせる見事な栄冠に輝いた。
準優勝は川村達郎選手。勝負に対してのストイックな姿勢は誰もが認める実力派トーナメンター・・・4キロアップ重量を得ながら逃した勝利は必ずや彼をさらに強くすることは間違いない。
3位の北和広選手のキューヨシ釣行回数は半端ない。昨年までの成績はムラがあるものの、ついに今年は安定した釣果を続けている。いま最もAOYに近い若手のホープから目が離せない。
4位の久次米良信選手は様々なメディアで旧吉野川の魅力を見せつける伝道者といえよう。釣りの腕前はもとより表彰台での立ち振る舞いもお手の物。スター性満点の魅力全開だ。
5位には平井清博選手。若手一年生選手が生まれた頃にはすでに多くの大会で表彰台に立っていたベテラン選手の強さは未だ健在。皆が挑む大きな壁たる男は今回も表彰台で笑った。
コロナ禍も少し落ち着きの様相をみせて開催された第二戦は予想外のハイウェイトバトルとなった。
大会を続けていくにはまだまだ気を抜けない状況ではあるが、地元の方や行政との有効な関係を続けて、残り2戦の熱きバトルが開催されることを期待したい。
天気 | 晴れ |
---|---|
気温 | 15~27 |
水位 | +40→+60→+40 |
水質 | ややマッディ |
風 | 北の風後南東の風5m |
順位 | ゼッケン | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 65711 | 大山 真尭 | 4,117g | 3匹 | 30Pts. |
2位 | 65823 | 川村 達郎 | 4,009g | 3匹 | 29Pts. |
3位 | 65188 | 北 和広 | 3,848g | 3匹 | 28Pts. |
4位 | JBII四国7 | 久次米 良信 | 3,550g | 3匹 | 27Pts. |
5位 | 65548 | 平井 清博 | 3,092g | 3匹 | 26Pts. |
6位 | 65729 | 坂本 洋司 | 2,895g | 3匹 | 25Pts. |
7位 | 65631 | 上木 浩吉 | 2,869g | 3匹 | 24Pts. |
8位 | 65249 | 阿部 大吾 | 2,420g | 2匹 | 23Pts. |
9位 | JBII四国5 | 竹本 利正 | 2,418g | 3匹 | 22Pts. |
10位 | 65308 | 大久保 光洋 | 2,292g | 2匹 | 21Pts. |
11位 | JBII四国12 | 植田 誠寛 | 1,712g | 2匹 | 20Pts. |
12位 | マスターズ99 | 村上 太一 | 1,251g | 2匹 | 19Pts. |
13位 | 65125 | 星野 耕示 | 1,176g | 1匹 | 18Pts. |
14位 | 65143 | 白石 直哉 | 923g | 1匹 | 17Pts. |
15位 | 65553 | 谷口 雅信 | 908g | 1匹 | 16Pts. |
16位 | 65573 | 濱松 祐司 | 892g | 1匹 | 15Pts. |
17位 | 65850 | 上村 利弘 | 771g | 1匹 | 14Pts. |
18位 | JBII四国1 | 亀井 晴紀 | 675g | 1匹 | 13Pts. |
19位 | 65842 | 渡辺 康司 | 326g | 1匹 | 12Pts. |
20位 | 65522 | 長谷川 和博 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
21位 | 65886 | 森本 雅雄 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
22位 | 65954 | 亀井 剛志 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
23位 | 66259 | 大川 龍馬 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
24位 | JBII四国3 | 三好 教仁 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
25位 | JBII四国8 | 白井 優 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
26位 | 65912 | 大谷 貴志 | -200g | 0匹 | 5Pts. |
27位 | JBII四国2 | 石川 秀夫 | -200g | 0匹 | 5Pts. |
優勝:大山真尭 4117g
<タックル>
エクスプライド264ul、スピニング2500番、フロロ5lb
<エリア>
今切川北島応神橋の上下インサイド
<リグ・ヒットパターン>
ライトキャロ。エリアを絞り、その中で小移動を繰り返しフィーディングしているアフター回復を拾っていくような釣り方。試合当日はズル引き中のバイトが多かった。
<コメント>
スタッフの皆様大会運営ありがとうございます。残りの試合も外さず勝負できるよう頑張りますので、よろしくお願いします。
準優勝:川村達郎 4009g
<タックル>
①リール:スピニングc2000HGS、ロッド:60UL
②③リール:ベイトフィネスHG、ロッド:64LST
<エリア>
①鍋川
②旧吉野川中流
③スロープ対岸
<リグ・ヒットパターン>
①スティックベイトノーシンカーリグ、フォール
②③スティックベイトノーシンカーリグ、カバー打ち
<コメント>
チャプター徳島会長石川様、スタッフの皆様コロナ禍で大変な中大会の開催、運営して頂きありがとうございます。またフラッシュユニオン藤木様、ボートハウスチャーキー亀井様日頃からサポートして頂き感謝しております。これからも宜しくお願い致します。
3位:北和広 3848g
<エリア>
①共栄テトラ
②馬詰テトラ
③会場前
<リグ・ヒットパターン>
①②ドライブシュリンプ3inchの2.7gダウンショット。リーダー20cm、4lbでテトラエッジからスイミング、穴打ち。
③モッサの吊し
<コメント>
優勝コメント考えながら帰着したら4キロが2人もいるという試合でした。優勝は出来ませんでしたが年間5位から1位まで上がったと思うのでとりあえず良しとします。おそらく次戦で全てが決まる大事な試合。外すことは許されない試合なのでまたどうするか練習しながら決めます。
4位:久次米良信 3550g
<タックル>
ロッド/MACCA HUMS-61LST、ライン/アブソルートMG4lb
<エリア>
今切川全域
旧吉野川全域
<リグ・ヒットパターン>
シャローはワッパー3inノーシンカー
水深1m以上はフラッシュストレートのネコリグ
張り出しの窪みをランガンと縦スト
<コメント>
朝は寒く昼は暑い中、運営スタッフ様ありがとうございました。私をいつもサポートしてくれるハイドアップ様、ボートハウスチャーキー様、気持ち良く試合に挑めました。ありがとうございました。
5位:平井清博 3092g
<タックル>
①ロッド:ベイト 6'6" ミディアムライト、リール:ダイワ アルファス SV TW 800XHL KTF、ライン:サンライン シューターFCスナーパー 14LB、ルアー:バックスライド ワーム、フック:カツイチ DECOY キロフックハイパー ワーム13 #1/0
②ロッド:ベイト 6'6" ライト、リール:シマノ 16 アルデバラン BFS XG L KTF、ライン:サンライン シューターFCスナーパー 7LB、ルアー:サワムラ エコバレット 3" 014 グリーンパンプキンペッパー、フック:カツイチ DECOY カバーフィネスHD ワーム220 #2
<エリア・スポット>
①今切川の桟橋跡・アシ際
②今切川フジグラン前のテトラ
<リグ・ヒットパターン>
①桟橋・アシ際のピッチングして、ファーストフォール後、ピックアップ。810g、390g、650gの3本キャッチ
②テトラ際にノーシンカー・ワッキーをフォールして、2~3回リフト後、ピックアップ。1,470gをキャッチ。
<コメント>
2022年のNBC徳島・愛媛チャプターの第1戦をノーフィッシュで開幕を終えて、メンタルが辛かったですが、今回の5位入賞にて安堵しています。まだまだ今後の釣行にて魚やフィールドから多くの事を学び、理解する事が必要であり、スキルアップに精進します。(株)サンライン・(株)カツイチ・(有)キャリル・(株)SAWAMURAの各社様からの日頃の支援頂き、感謝とお礼を申し上げます。コロナ禍の中ですが、参加者の皆様の理解・協力並びに、NBC徳島チャプターの石川会長並びにスタッフの皆様の本シーズンと来シーズンのトーナメント開催への尽力に感謝いたします。
第1戦 サンライン/アルティメイトワールド CUP | 03/13(日) | 旧吉野川・今切川(徳島県) |
第2戦 エバーグリーン CUP | 05/22(日) | 旧吉野川・今切川(徳島県) |
第3戦 イマカツ CUP | 07/17(日) | 旧吉野川・今切川(徳島県) |
第4戦 ノリーズ CUP | 08/28(日) | 旧吉野川・今切川(徳島県) |
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