 
								梅雨模様の不安定な天候のなか、旧吉野川でチャプター徳島第3戦イマカツCUPが開催された。
早朝は小雨に見舞われ、雨がおさまったら河口堰解放による急激な水位減少となるフィールドコンディション。
モチベーション維持には厳しい状況のなか、雨音もカレントもナーバスな魚の活性を上げる要因だと前向きに捉える気力も試される一戦となった。
地形にしてもストラクチャーにしても様々なエリアで多種多様な姿をみせてくれるキューヨシ・・・今回はいろいろなスポットから各自持てる戦術を駆使してしたのだろうと思わせるような上位への顔ぶれだった。
優勝の武市浩二選手は2017年と2020年に年間チャンピオンを獲得している若手のホープ。エンジン不調のトラブルにもめげず出来うる限り行動範囲を拡げて良型のバスを探し出し、見事な攻略で待ちに待った初優勝を射止めた。
準優勝は谷口雅信選手。今回やや水質の悪かったなかでも比較的コンディションの良かった上流をメインに、サイトフィッシングを軸に6バイト3フィッシュを獲得。さすがベテランの戦いを見せつけた。
3位には平井清博選手がランクイン。出場選手のなかで最長クラスのベテラン実力者であっても、プラクティスの方法を初めて変えて挑むという姿勢に感嘆!それを結果に繋げてくるのも流石である。
開催決定がギリギリになったことでエントリー期限が延びたことにより急遽遠方から出場された松井大選手が4位入賞。マスターズ戦で使用するタックル選択に役立てたと笑顔の表彰台だった。
上位のウェイトほど簡単に釣れるコンディションでは無かったことは、いつ表彰台に立ってもおかしくない面々がNFや下位に沈んでいることからも伺える。
刻々と状況の変化する国内屈指のタイダルリーバー旧吉野川の魅力と厳しさは、とにかく面白い。
夏を迎える次戦もまた面白い戦いが繰り広げられることを期待したい。
| 天気 | 小雨のち曇り | 
|---|---|
| 気温 | 21~26 | 
| 水位 | +60→-50 | 
| 水質 | ややマッディ | 
| 風 | 南の風2m | 
| 順位 | ゼッケン | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 64343 | 武市 幸二 | 3,856g | 3匹 | 30Pts. | 
| 2位 | 63911 | 谷口 雅信 | 3,257g | 3匹 | 29Pts. | 
| 3位 | 63834 | 平井 清博 | 2,997g | 3匹 | 28Pts. | 
| 4位 | マスターズ44 | 松井 大 | 2,992g | 3匹 | 27Pts. | 
| 5位 | 64234 | 長谷川 和博 | 2,535g | 3匹 | 26Pts. | 
| 6位 | JBII四国1 | 亀井 晴紀 | 2,266g | 3匹 | 25Pts. | 
| 7位 | 64279 | 渡辺 康司 | 2,068g | 2匹 | 24Pts. | 
| 8位 | 63857 | 北 和広 | 1,551g | 2匹 | 23Pts. | 
| 9位 | 63738 | 阿部 大吾 | 1,533g | 3匹 | 22Pts. | 
| 10位 | JBII四国28 | 佐藤 健人 | 1,462g | 1匹 | 21Pts. | 
| 11位 | JBII四国13 | 横山 修史 | 1,303g | 1匹 | 20Pts. | 
| 12位 | 64030 | 川村 達郎 | 1,290g | 2匹 | 19Pts. | 
| 13位 | JBII四国9 | 植田 誠寛 | 1,271g | 1匹 | 18Pts. | 
| 14位 | 64278 | 河野 友哉 | 1,195g | 3匹 | 17Pts. | 
| 15位 | 63855 | 坂本 洋司 | 973g | 2匹 | 16Pts. | 
| 16位 | 64152 | 大川 龍馬 | 932g | 3匹 | 15Pts. | 
| 17位 | JBII四国7 | 久次米 良信 | 888g | 2匹 | 14Pts. | 
| 18位 | JBII四国6 | 西岡 一樹 | 821g | 1匹 | 13Pts. | 
| 19位 | JBII四国24 | 篠原 慶 | 623g | 2匹 | 12Pts. | 
| 20位 | JBII四国8 | 竹本 利正 | 519g | 2匹 | 11Pts. | 
| 21位 | 63813 | 式地 涼 | 421g | 1匹 | 10Pts. | 
| 22位 | 64373 | 森本 雅雄 | 0g | 0匹 | 5Pts. | 
| 23位 | 64446 | 森北 知宏 | 0g | 0匹 | 5Pts. | 
| 24位 | JBII四国2 | 三好 教仁 | 0g | 0匹 | 5Pts. | 
| 25位 | 63921 | 乃村 厳 | 0g | 0匹 | 5Pts. | 
| 26位 | 63894 | 上木 浩吉 | 0g | 0匹 | 5Pts. | 
| 27位 | 63780 | 大谷 貴志 | 0g | 0匹 | 5Pts. | 
| 28位 | 64154 | 濱松 祐司 | 0g | 0匹 | 5Pts. | 
| 29位 | 64391 | 式地 慶介 | -32g | 1匹 | 5Pts. | 
 
								1位:武市浩二、3856g
<タックル>
①②ロッド:グラディエーターアンチ 610M、リール:アルデバランMGL 30、ライン:フロロマイスター12lb 
③ロッド:グラディエーターマキシマム 61ULS_ST、リール:18ステラ2500SHG、ライン:フロロマイスター3lb
<エリア・スポット>
①今切スロープ下流インサイド
②ジェラート前リップラップ
③新高橋下流アシ側
<リグ・ヒットパターン>
①ルアー:02ツービート&ドライブスティック3.5inch
②ルアー:ドライブシャッド4.5inch
③ルアー:SVSB
コメント:参加された選手の皆さん悪天候の中お疲れさまでした。大会を運営してくださったスタッフの皆さんありがとうございました。初優勝とても嬉しいです!次戦も頑張ります。
2位:谷口雅信、3257g
<タックル>
①WSS-61UL、スピニングリール、フロロ3.5ポンド、ハイドアップ ワッパー3インチ、ティムコロコイズム シャイナースティック3インチ
②WSS-ST61UL、スピニングリール、イマカツ 三原虫40
<エリア・スポット>
①②藍住大橋から桧橋の間
<リグ・ヒットパターン>
①流れに乗せてドリフト
②サイト!
コメント:今回練習してきたサイトの釣りでお立ちに上がれて嬉しく思います。 運営スタッフの皆さんありがとうございました。次戦も宜しくお願いします。
3位:平井清博、2997g
<タックル>
①ロッド:ティムコ フェンウィック スーパーテクナ S-TAV610CMH+J、リール:ダイワ エアド レッドチューン 100HL KTF、ライン:サンライン シューターFCスナーパー 14LB、ルアー:ジャッカル ファイボス 3.8、フック:カツイチ DECOY キロフックハイパー ワーム13 #3/0、スイベル:カツイチ DECOY オープンスイベル L、シンカー:ジャッカル タングステンカスタムシンカー 3/16oz
②ロッド:ティムコ フェンウィック エイシス ACES68CMJ、リール:ダイワ スティーズ A TW 1016H KTF、ライン:サンライン シューターFCスナーパー 14LB、ルアー:ノリーズ フラチャット 3/8oz
<エリア・スポット>
①旧吉野川下流のアシ際
②今切川アシ島~北島応神橋間のショアラインウィード
<リグ・ヒットパターン>
①リーダーレス・ダウンショットをアシ際へピッチングして、フォール中にバイト。960gと1,140gを2本キャッチ。
②ショアラインのブレイク上に生えているウィードラインに対して、平行にミディアムリトリーブ。
コメント:コロナ過で釣行がままならない中、(株)ティムコ・(株)サンライン・(株)カツイチ・(有)キャリル・(株)SAWAMURAの各社様からの日頃の支援頂き、感謝とお礼を申し上げます。コロナ禍の中ですが、参加者の皆様の理解・協力並びに、NBC徳島チャプターの石川会長並びにスタッフの皆様の本シーズンと来シーズンのトーナメント開催への尽力に感謝いたします
4位:松井大、2992g
<タックル>
①ロッド:コンバットスティック・オライオン プロトスピニング63ULST、ルアー:ラストエース95F、ライン:PEライン0.6号、リーダー:バスザイルマジックハードR5ポンド
②ロッド:FACTスピニング HFAS-511MHST、ルアー:ギズモ、ライン:PEライン0.8号 、リーダー:フロロ7lb
<エリア・スポット>
①市場橋下流リップラップ
②新高橋上流アウトサイド
<リグ・ヒットパターン>
①ノーシンカー・トゥイッチ 
②虫系ルアーギズモの放置(サイト)
コメント:久しぶりのチャプター徳島、旧吉野川への参戦楽しかったです。ありがとうございました。
5位:長谷川和博、2535g
<タックル>
ロッド:TKIC-67MHST-F-BK(エバーグリーン)、リール:アルデバランMg7+ベイトフィネススプール(SHIMANO)、ライン:Shooter FC SNIPER BMS AZAYAKA 6lb(サンライン)←巻き量はハンドル32回転分。これ以上巻くとスプール重くなっちゃうので。ルアー:アベラバ2.3g、アンクルゴビー3inch(イマカツ)←テールはカットする。
<エリア・スポット>
旧吉野川上流~中流域 葦前のシャローフラットド
<リグ・ヒットパターン>
減水の進行を見ながら、水深30cm未満になるポイントを回っていきました。エビを食べてる魚をサイトで。
コメント:最近ベイトフィネス分かってきてる!・・・気がする。運営者の皆様、参加者の皆様1日お疲れ様でした。
| 第1戦 サンライン/アルティメイトワールド CUP | 03/21(日) | 旧吉野川・今切川(徳島県) | 
| 第3戦 イマカツ CUP | 06/27(日) | 旧吉野川・今切川(徳島県) | 
| 第2戦 エバーグリーン CUP | 10/17(日) | 旧吉野川・今切川(徳島県) | 
| 第4戦 ノリーズ CUP | 11/28(日) | 旧吉野川・今切川(徳島県) | 
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