大会結果

チャプター徳島

第2戦 エバーグリーン CUP

2021年10月17日(日)
旧吉野川・今切川(徳島県)
チャプター徳島 第2戦 エバーグリーン CUP
ハイドアップ

秋の旧吉野川。延期延期で例年のチャプター戦が行われない日程でチャプター徳島第2戦エバーグリーンCUPが開催された。
止水野池ではアオコ後のターンオーバーに向かいつつあるが、タイダルリバーのキューヨシではむしろ水質は良くなりはじめる時期である。
今年から復活しはじめて豊富に生い茂るウィード、それを攻略出来れば良型に出会える確率の高いフィールド状況であった。
とはいえ大会となれば20数艇のやや少なめな参加者といえど、フィールド全体であっという間にプレッシャーはかかる。
当たりハズレの極めて顕著な大会になることが予想されるなか、上位に名を連ねてきた選手が攻略してきたのは当日の急激な増減水にともなうカレントであり、キーになったのはストラクチャーの選び方だったようだ。
優勝は阿部大吾選手。「春先に圧倒的な強さ...」という枕詞を持つ屈指のライトリガーであるが、もはやオールシーズン通してのスペシャリストであり、表彰台インタビューでヒットパターンを聴いていた選手から「今日みたいな強風の日に俺そんな繊細な釣り絶対真似できんわー」と感嘆の言葉がもれるほど完全無欠な勝利であった。
準優勝の久次米良信選手。安定感と爆発力を備えた強豪選手ながら昨年9月中旬に開催されたチャプター戦でNFの苦渋を舐めた。しかし同じ轍は踏まないどころか初秋シーズンに苦手意識を持たない見事な釣果をみせての準優勝。「上手いですね」と称えても「ほらほーでぇ!」と笑う。さすがである。
3位には昨年同時期に開催されたJB2プロアマ戦で優勝を飾っている三好教仁選手。狙いと絞り込みには群を抜くベテラン選手は開始2投目から良型をキャッチ。カレントの変化で戦術を切り替えるタイミングもドンピシャで見事に3キロアップのウェイトを持ち込んだ。
大会スタッフも選手たちも、今年はもう大会開催ができないのではないかと不安を募らせていたなかで規制緩和となったが、決して緩まずにウィルス感染予防対策のもと大会開催された一日となった。
日程や様々な要因を考慮して中国四国ブロックチャンピオンシップは中止となったものの、次回の最終戦で年間順位をひとつでも上げようと前向きな選手や一発勝負に生きがいを感じてくれる選手など、様々な思いを巻き込みながらも11/28に延期となった第4戦が無事に開催できることを願ってやまない。

天気 小雨のち曇り
気温 15~21
水位 +20→-20→0
水質 ややクリア
北の風6m

成績表

順位 ゼッケン 氏名 重量 ポイント
1位 63738 阿部 大吾 3,974g 3匹 30Pts.
2位 JBII四国7 久次米 良信 3,291g 3匹 29Pts.
3位 JBII四国2 三好 教仁 3,249g 3匹 28Pts.
4位 64278 河野 友哉 3,247g 3匹 27Pts.
5位 63894 上木 浩吉 2,442g 3匹 26Pts.
6位 64154 濱松 祐司 2,436g 3匹 25Pts.
7位 JBII四国28 佐藤 健人 2,364g 3匹 24Pts.
8位 JBII四国13 横山 修史 2,306g 3匹 23Pts.
9位 63728 大久保 光洋 2,281g 3匹 22Pts.
10位 JBII四国6 西岡 一樹 2,068g 2匹 21Pts.
11位 64234 長谷川 和博 1,902g 3匹 20Pts.
12位 63834 平井 清博 1,869g 2匹 19Pts.
13位 63855 坂本 洋司 1,833g 3匹 18Pts.
14位 64446 森北 知宏 1,703g 3匹 17Pts.
15位 JBII四国9 植田 誠寛 1,592g 2匹 16Pts.
16位 64343 武市 幸二 1,343g 2匹 15Pts.
17位 64121 若林 亨 1,277g 2匹 14Pts.
18位 63911 谷口 雅信 1,060g 2匹 13Pts.
19位 64373 森本 雅雄 977g 2匹 12Pts.
20位 JBII四国3 白井 優 866g 1匹 11Pts.
21位 JBII四国21 藤井 春平 648g 1匹 10Pts.
22位 JBII四国17 石川 秀夫 622g 1匹 9Pts.
23位 63780 大谷 貴志 620g 1匹 8Pts.
24位 64030 川村 達郎 490g 1匹 7Pts.
25位 JBII四国8 竹本 利正 0g 0匹 5Pts.
26位 63813 式地 涼 0g 0匹 5Pts.
チャプター徳島 第2戦 エバーグリーン CUP

優勝:阿部大吾、3974g

<タックル>
ベイトフィネス6.7ソリッド、アルデバランBFS XG、サンラインFCロックバイト8lb
<エリア・スポット>
橋脚 (共栄橋、市場橋)
<リグ・ヒットパターン>
ベイトフィネスのでo.s.p ドライブクローラー4.5(スカッパノンブルーフレーク)1/16ozネコリグ橋脚撃ち。流れを考慮し、ドリフトと一点シェイク。
コメント:無事に試合ができた事、スタッフの皆様、選手の皆様に感謝致します。

準優勝:久次米良信、3291g

<タックル>
①②ロッド/MACCA HUMC-71M+、リール/ジリオンSV6.3R、ライン/アブソルートMG12lb
③ロッド/MACCA HUMS-61LST、リール/ツインパワーC2000HG、ライン/アブソルートMG4lb、フック/モスキート#2
<エリア・スポット>
①②下流域リップラップ
③中流域リップラップ
<リグ・ヒットパターン>
①②カレントが効いてる時間はスピナーベイトでフィーディングエリアを角度を変え何度か通す。ルアーはスウェジーTW1/2oz
③カレントが止まってからライトリグ。0.9gのネコリグを風が強かったのでブレイクの壁に当てスラッグシェイク。ルアーはフラッシュストレート4.3in
コメント:延期となり今年は試合がないかなと思ってた中の開催。選手たちが気をつけ合い運営スタッフの指示に従い団結したお陰で楽しくできました。役員の皆様、私をサポートしてくれるメーカー様に感謝です。ありがとうございました。

3位:三好教仁、3249g

<タックル>
①ヘラクレスHCSCー60UL/MSTスパークショット、アルデバランBSF、サンライン7ポンド、ノイケ スマイルワームマミ、ネイルシンカー1.8 ネコリグ
②シマノ バンタム165L-BSF、シマノ SLX BSF、サンライン7ポンド、2.5gスモラバー エバーグリーン アントライオン
<エリア・スポット>
橋脚とリップラップ
<リグ・ヒットパターン>
水温低下によりストラクチャーに着くのをねらい流れがある時は橋脚、流れがない時はリップラップ、根がかりしやすいところはネコリグでそうではない所はスモラバーで。

4位:河野友哉、3247g

<タックル>
①③ロッド:ラグゼ ats5 s71l リール:イグニス type-r 2003 ライン:モンスターブレイブZ 3.5lb
②ロッド:デジーノレーベン s63lrst リール:ルビアス2004 ライン:モンスターブレイブZ 4lb
<エリア・スポット>
①③旧吉野川 川崎周辺のアシ周辺
②旧吉野川 中流域のリップラップ
<リグ・ヒットパターン>
①③レイドジャパン フィッシュローラー3インチ ホバスト0.4gでアシ周辺を回遊している魚を狙いました。
②OSP ドライブクローラー4.5インチ ネコリグ1.3gをリップラップの張り出した場所へ投げ、ボトムを取って数回シェイクをしたら食ってました。
コメント:参加された皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。次戦もよろしくお願いします。

5位:上木浩吉、2442g

<タックル>
①② ロッド:フェンウィックACES60CLJ、リール:ダイワ スティーズCT SV TW 700XHL KTFフルコンプリート、ライン:フロロ6LB
③ ロッド:フェンウィック スーパーテクナ S‐TAV61SLJ、リール:ダイワ イグニス2505 TYPE-R、ライン:フロロ3.5LB
<エリア>
①共栄橋
②市場橋
③牛屋島橋
<リグ・ヒットパターン>
①② OSPドライブクローラー4.5 1.5gネコリグを橋脚にキャスト、着底して一呼吸ステイさせてからスイミング。バイトは着底後のステイ時とスイミングし始めすぐ。
③ Eco 5“ スリムヤマセンコー 1.3gジグヘッドワッキーを橋脚にキャスト、シェイクしながらのカーブフォール時にバイト。
<コメント>
コロナ渦の状況下今年はもう無いと思っていた試合で上位入賞出来てうれしく思います。石川会長をはじめスタッフの皆さまに感謝です。次戦も開催して頂ける事を期待しております。ありがとうございました。

2021年のチャプター徳島

第1戦 サンライン/アルティメイトワールド CUP 03/21(日) 旧吉野川・今切川(徳島県)
第3戦 イマカツ CUP 06/27(日) 旧吉野川・今切川(徳島県)
第2戦 エバーグリーン CUP 10/17(日) 旧吉野川・今切川(徳島県)
第4戦 ノリーズ CUP 11/28(日) 旧吉野川・今切川(徳島県)
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