6月26日、NBCチャプター愛媛第2戦が野村ダムで開催された。
久し振りに今大会はコロナ過で2年間中止されていたおかっぱり大会との共催となった。
例年通り、野村ダムのスポーニングは比較的早く、アフターから回復系は定番のインレット系、流れの当たるエリアに集中しているようだ。アフター回復系を狙うのがセオリーだが、わかりやすいバックウォーターや各インレットはフライト次第。
参加者の多くが500gのキーパーに苦しむ中、プリプラから自分だけの魚を探し出し、当日も見事に狙った魚を攻略した大ベテラン坂本選手が2位に1キロ以上の差をつけてぶっちぎりの優勝を飾った。
他の選手とバッティングしない魚とは現在の若手TOPトーナメンターが得意とするリアルタイムソナーを駆使したディープエリアでのライブシューティング。
バスのポジションを的確に把握した見事な中層攻略であった。
ベテラン組は敬遠しがちな新しい釣り方も常に向上心を持ち、根気よく練習する成果だろう。
準優勝はお立ち台常連の大久保選手。
プラで見つけた中層のスイミングは不発であったが、釣り方を変更して1本目は岩盤のえぐれをバックスライドでキロオーバーのキッカーフィッシュ。狙っていたエリアが空いたタイミングで入って500g台でリミットメイクしたが後が続かず、最後の最後にエリア最上流の会場対岸護岸で800gを入れ替えに成功した。
第3位は村上選手。肱川上流のレイダウンが絡む橋脚をカバーネコで攻略。
第4位はチャプター復活組、稲生川最上流を攻略した朝比奈選手。
第5位には曝気周辺の岬でキロフィッシュを仕留めた篠原選手が入賞した。
年間争いは折り返しで開幕戦優勝、今回5位の篠原選手。2位には3ポイント差で昨年の覇者大久保選手が追う展開。3位以下もポイント差は僅差なのでまだまだ面白い展開がありそうだ。
最後になりましたが、チャプター開催に理解をして頂ける地元明間地区の皆様、今大会の冠スポンサーであるイマカツ様、タックルベリー様、今年もたくさんの商品提供頂きありがとうございました。
地元、明間地区の皆様、協賛各社にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
天気 | くもり時々雨 |
---|---|
気温 | 25 |
水温 | 23.5 |
水位 | 83% |
水質 | ステイン |
風 | 微風 |
順位 | ゼッケン | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 67197 | 坂本 洋司 | 3,658g | 3匹 | 30Pts. |
2位 | 67341 | 大久保 光洋 | 2,589g | 3匹 | 29Pts. |
3位 | マスターズ64 | 村上 太一 | 2,509g | 3匹 | 28Pts. |
4位 | 66969 | 朝比奈 寛文 | 2,208g | 3匹 | 27Pts. |
5位 | JBII四国14 | 篠原 慶 | 2,180g | 3匹 | 26Pts. |
6位 | JBII四国10 | 石川 秀夫 | 2,062g | 3匹 | 25Pts. |
7位 | 67383 | 角元 孝生 | 1,985g | 3匹 | 24Pts. |
8位 | 67212 | 橋本 幸司 | 1,955g | 3匹 | 23Pts. |
9位 | JB岡山29 | 井原 浩二 | 1,865g | 3匹 | 22Pts. |
10位 | 67167 | 井上 学 | 1,703g | 3匹 | 21Pts. |
11位 | 67301 | 平井 清博 | 1,702g | 3匹 | 20Pts. |
12位 | 66510 | 菊池 芳郎 | 1,701g | 3匹 | 19Pts. |
13位 | 66964 | 佐々木 晶梧 | 1,693g | 3匹 | 18Pts. |
14位 | マスターズ83 | 井上 壮大 | 1,650g | 3匹 | 17Pts. |
15位 | 67047 | 森田 怜夢 | 1,611g | 3匹 | 16Pts. |
16位 | 67348 | 大山 真尭 | 1,501g | 3匹 | 15Pts. |
17位 | 66879 | 真木 健太郎 | 1,403g | 3匹 | 14Pts. |
18位 | 67444 | 大川 龍馬 | 1,330g | 1匹 | 13Pts. |
19位 | 66664 | 長瀨 憲章 | 1,318g | 3匹 | 12Pts. |
20位 | 67623 | 宇都 潔 | 1,296g | 2匹 | 11Pts. |
21位 | 67106 | 阿部 大吾 | 1,247g | 3匹 | 10Pts. |
22位 | 67467 | 上村 利弘 | 1,017g | 3匹 | 9Pts. |
23位 | JBII四国6 | 藤井 春平 | 932g | 2匹 | 8Pts. |
24位 | 67049 | 森田 杉彦 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
優勝 坂本洋司
〈エリア〉
稲生川上流域
〈釣り方〉
水深6m~8mの中層~ボトムよりちょい上に浮くバスをシューティング撃ち
〈タックル①〉
・リグ:1/16ozジグヘッド
・ロッド:スピニング63L
・リール:ダイワイージス2500H
・ライン:サンライン シューターFCスナイパー BMS AZAYAKA 4lb
・ルアー:O.S.P HPシャッドテール3.6in
・カラー:ネオンワカサギ
〈タックル②〉
・リグ:7gフリーリグ
・ロッド:ベイト68MH
・リール:ダイワタトゥーラ
・ライン:サンライン シューターFCスナイパー BMS AZAYAKA 14lb
・ルアー:O.S.Pドライブビーバー4in
・カラー:グリパンチャート
〈タックル③〉
・リグ:5gダウンショット
・ロッド:ベイト65ML
・リール:ダイワタトゥーラ
・ライン:サンライン シューターFCスナイパー BMS AZAYAKA 12lb
・ルアー:O.S.P HPシャッドテール3.1in
・カラー:ダークシナモン&ブルーペッパー
〈メッセージ〉
開始一本目、貴重なキロオーバーのバラシから始まった今大会…
そしてキッカーとなる50upのゲット…
終了40分前、大幅な入れ替えとなる1200gをゲット…
そんなこんな、色んなドラマがあり本当に痺れた試合となりました。
こんなに熱くなれるトーナメントもフィールドがあっての事、野村ダム!こんなにも素晴らしいフィールドで釣りさせてもらえるのも地域の皆様の理解があっての事です。
色々な調整をして頂ける各関係者の方々、また石川会長を始め、スタッフの皆さんにも感謝致します。
また、私をサポートして頂いているO.S.P様、サンライン様、アルティメイトワールド様、各社にも感謝致します。
準優勝 大久保光洋
〈エリア①〉
稲生川中流域、岩盤
〈釣り方〉
岩盤エグレにバックスライドフォール後、水面向けたジャーク
〈タックル〉
・リグ:ノーシンカーバックスライドセッ
・ロッド:スティーズ ハスラー
・リール DAIWA
・ライン:フロロ14ポンド
・ルアー:OSPドライブスティックファット
・カラー:モーニングドーン
〈エリア②〉
稲生川上流岩盤
〈釣り方②〉
中層スイミング
〈タックル②〉
・リグ:ノーシンカー
・ロッド:スティーズスカイフラッシュ
・リール:DAIWAセルテート
・ライン:フロロ4ポン
・ルアー:OSPドライブクローラースリム
・カラー:みみずぅ
〈エリア①〉
会場対岸の護岸
〈釣り方②〉
護岸のバンク際にキャストしてゆっくりズル引き
〈タックル③〉
・リグ:1/32ネコリグ
・ロッド:スティーズスカイフラッシュ
・リール:DAIWAセルテート
・ライン:フロロ4ポンド
・ルアー:OSPドライブクローラースリム
・カラー:みみずぅ
<メッセージ>
石川会長はじめスタッフ皆様いつもありがとうございます。参加された皆様お疲れ様でした。
第3位 村上太一
<エリア>
肱川中上流域
<釣り方①>
中流では浮きゴミのカバー撃ち、上流では橋脚にカバーネコ
カバー撃ち
<タックル ①>
・リグ:ラバージグ
・ロッド:67MST
・リール:アルデバランMGL
・ライン:フロロカーボン14lb
・ルアー:スタビル5g+モコリークロー
・カラー:迷彩
<釣り方②>
<タックル②>
・リグ カバーネコ
・ロッド:ジャングルスピン680JMHS
・リール:ヴァンフォード
・ライン:PE1.5号にリーダー3号
・ルアー:ルーシー
・カラー:グリパン
<メッセージ>
オカッパリ大会と共催というのもありいつも以上に盛り上がった野村ダムでした。
そんな中3位入賞することができ嬉しく思います。次回は優勝目指します!スタッフ、選手の皆様、そして地域の皆様ありがとうございました。
第4位 朝比奈寛文
<エリア>
稲生川最上流
<釣り方>
朝フライトがよく1番に入れたので、目で見え隠れする魚を釣り切った。
<タックル>
・リグ 10gの直リグ
・ロッド ダイワ ブレイゾン C69H-ST
・リール ダイワ ジリオンSVTW 1000HL
・ライン フロロ 20LB
・ルアー OSP ドライブSSギル3.6インチ
・カラー ビタミンギル ブルーギル
<メッセージ>
10年ぶりに今年から参加し30代最後の大会で入賞出来たこと嬉しく思います。また石川会長はじめスタッフの皆様、久しぶりと気さくにお声掛け頂いたり、昔話ししたり、あと選手の皆さまにも前日から色んな話しをしたりと、気持ちよく参加させて頂きました。本当に皆さまありがとうございました。また次戦もよろしくお願い致します。
第5位 篠原慶
<エリア>
①下流と稲生川全域
②板ヶ谷橋下岩盤岬
<釣り方>
①カバー撃ち
②ビフテキ7gのズル引き
<タックル①>
・リグ:リーダーレスダウンショット
・ロッド:ブルートレック1610MH
・リール:20メタニウムXG
・ライン:フロロ14lb
・ルアー:ドライブビーバー3.5
<タックル②>
・ロッド:ブルートレック68M
・リール:16アルデバランBFS XG
・ライン:フロロ12lb
・ルアー:3インチホッグ系ワーム
<メッセージ>
選手の皆様、お疲れ様でした。
石川会長、運営スタッフ、地域住民の方々のご理解、サポートのお陰でいつも万全の状態で試合が出来ています。ありがとうございます。
次戦もよろしくお願いします!
第1戦 サンライン CUP | 03/26(日) | 愛媛県 野村ダム |
第2戦 イマカツ&タックルベリー CUP | 06/25(日) | 愛媛県 野村ダム |
第3戦 ノリーズ&プロショップめがねのタカイ CUP | 07/23(日) | 愛媛県 野村ダム |
第4戦 エバーグリーン CUP | 08/27(日) | 愛媛県 野村ダム |
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