8月23日JB桧原湖シリーズ第2戦ベイトブレスカップが開催された。
天候は午前中晴れで午後から雷雨の予報であった。試合中は最後まで晴天のままでの開催となった。風は南風2m、水温25℃、水位はここのところの満水状態から急激に減水傾向となっており、現在は平水マイナス50㎝、水質は非常によく全域でクリアとなっていた。
例年であるワカサギの当歳魚が梅雨明けの頃から沖で群れを形成し始める時期であるが、今年は梅雨明けが遅かったのと、雨が多かったこともあってか、例年になくウイードにとどまっているワカサギが多かった。そしてお盆開けぐらいから徐々に沖へワカサギが出始めた。ワカサギは上下移動が容易にできるので一気に深いレンジへと入ってきた。バスはワカサギのルートとなる場所へ入り始めてきたといった感じで、まだ群れに付いているバスの数は少ない状態であった。全体的にはサスペンドしているバスが多く、ワカサギの群れが多い周辺には多くのバスがいるけど、絞り込みやすい場所では容易に釣れるものの、絞り込みにくい凡その場所にいるといった曖昧な場所にいるバスが多く、絞り込んで釣るには難しい状況であった。
今大会の上位陣は中層をうまく攻略できた選手が上位を占めた。今大会を制したのはベテランSHINGOで、この時期としては3,906gという記録的なウエイトを叩き出し、2位と1キロ以上の差を付けた。そして2戦を終えた時点での年間暫定首位には2戦連続お立ち台に上がった、同じく30年クラスのベテラン山木一人選手、その後を澳原選手、蒲倉選手、松原選手とホームの強豪が続いている。
次回は2週間後の9月6日に第3戦イマカツカップが開催される。
順位 | ゼッケン | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | TOP5019 | 渡辺 新吾 | 3,902g | 3匹 | 100Pts. |
2位 | JB桧原湖61 | 佐藤 敦也 | 2,702g | 3匹 | 99Pts. |
3位 | JB桧原湖19 | 鬼形 毅 | 2,360g | 3匹 | 98Pts. |
4位 | JB桧原湖4 | 大高 英之 | 2,238g | 3匹 | 97Pts. |
5位 | JB桧原湖53 | 山木 一人 | 2,225g | 3匹 | 96Pts. |
6位 | JB桧原湖51 | 斉藤 泰弘 | 2,193g | 3匹 | 95Pts. |
7位 | JB桧原湖23 | 篠原 健二 | 2,142g | 3匹 | 94Pts. |
8位 | JB桧原湖44 | 牛尾 大介 | 2,129g | 3匹 | 93Pts. |
9位 | JB桧原湖30 | 深谷 哲也 | 2,109g | 3匹 | 92Pts. |
10位 | JB桧原湖80 | 澳原 潤 | 2,098g | 3匹 | 91Pts. |
11位 | JB桧原湖11 | 野崎 新 | 2,094g | 3匹 | 90Pts. |
12位 | JB桧原湖82 | 小島 博人 | 2,066g | 3匹 | 89Pts. |
13位 | JB桧原湖24 | 竹島 昌彦 | 2,001g | 3匹 | 88Pts. |
14位 | JB桧原湖27 | 鈴木 浩二 | 1,996g | 3匹 | 87Pts. |
15位 | JB桧原湖96 | 大賀 孝 | 1,985g | 3匹 | 86Pts. |
優勝 渡辺 新吾 選手
・エリアと釣り方
ワッフル前と馬の首西側の岩盤エリア
夏の定番エリアで回遊しているであろうデカバスを狙っていきました。レイダウンをホバスト、オーバーハングは沈む虫で狙いました。
岩盤のシェードに絡むレイダウンで推定1800gのキッカーをキャッチ。
他にも沈む虫とSHINGOIスクリュー55でそれぞれ1キロ前後のバスをキャッチすることに成功しました。
ラグゼアベンジ S61UL-F
東レエクスレッド 2.5ポンド。
ホバスト
ワームフック ソアリンロール #3
ギミック クロタラス3.7のモザイクスモークシルバー。
ハチマキカット1/64オンスネイルシンカー。
・使用タックル
ラグゼアベンジ S62L-F
東レエクスレッドNS 3ポンド
がまかつ セオライズ ハンガー FC-L #12
エンジン ブーンチン ブラック
ラグゼATS05 S70ML
東レ リアルファイターPE 0.4号
東レエクスレッド4ポンドを1.5m
ラッキークラフトSHINGOスクリュー55(ワカサギ)
夏日の桧原湖戦はプラでは有望エリアを回るもノンキーしか釣れなく苦戦し翌日の試合は頭もエリアも入れ替えてやりなおしてみました。たまたま遭遇したかって見たことのない50オーバーのデカバスのボイルの群れの一本であろう1本を釣り上げている最中に60クラスや55クラスや45クラスが7本から10本程見ました。手足の震えと動悸がおきました。まだまだ夢のある桧原湖だと痛感しました。
今回は優勝できましたがJB桧原湖シリーズは実に手強いライバル達がいます。みんな切磋琢磨して強敵ばかりですが負けないように精進し続けたいと思います。 そして応援して頂いているスポンサー各位様、ファンの皆様に感謝し今後もベストを尽くします。
最後にコロナ渦の大変な状況でも運営して頂いているスタッフ様に心より感謝致します。私達選手一同も感染防止に務め最終戦まで頑張っていきたいと思いますので宜しくお願いします。
2位 佐藤 敦也 選手
・エリアと釣り方
ラージマウスは湖全域のシャローカバーをテキサスリグで打つ釣り
スモールは馬の首西岸の岬の沖に浮く群れに対してライトキャロとノーシンカーを落とすフォールの釣り
・使用タックル
シャローカバー用
ロッド リボルテージ610H
リール 20タトゥーラXHL
ライン サンライン FCスナイパー16ポンド
フック TNSオフセット2/0
シンカー バサーズワームシンカー7グラム
ルアー ドライブビーバー3.5 エビミソブラック
ライトキャロ用
ロッド ワイルドサイド ST-66XUL
リール イグジスト 2506
ライン メインライン FCスナイパー3ポンド
リーダー Vハードトルネード 0.8号 70〜120センチ
シンカー ベイトブレス ラウンドキャロシンカー 1グラム
フック TNSオフセット3
ルアー HPバグ1.5
いつもお世話になっている先輩方やこたかもりキャンプ場さま、チームcrashのみんなに本当に感謝しています。ありがとうございました。
これからも良い結果残せるよう頑張ります。
3位 鬼形 毅 選手
・エリアと釣り方
無名島南でロングリーダーのライトキャロとネコリグ。
・使用タックル
ライトキャロ用
ロッド:ワイルドサイド WSS-ST66XUL (レジットデザイン)
リール:2500S
ライン:FCスナイパー 3lb. (サンライン)
リーダー:トルネードVハード0.8号 (サンライン)
シンカー:2.4g
ルアー:クリーピーチューブミニ
ネコリグ用
ロッド:ワイルドサイド WSS59UL+ (レジットデザイン)
リール:C2500HGS
ライン:FCスナイパー2.5lb。(サンライン)
シンカー:0.9gネイルシンカー
ルアー:スワンプミニ
4位 大高 英之 選手
・エリアと釣り方
中之島エリアと堂場エリアの水深5〜8mでイモ系ワームのフォール。
使用タックル
ロッド ファンタジスタレジスタ
ロッド ボンバーファクトリーおいもちゃんコロコロスペシャル
リール シマノ ステラ 2500
ルアー ティムコ ロケットバグ
皆さんにいろいろとお世話になり表彰台に上がれました!次戦も頂点を目指しさらに精進します!
ありがとうございました!
第1戦 ジャッカル CUP | 07/19(日) | 桧原湖(福島県) |
第2戦 ベイトブレス CUP | 08/23(日) | 桧原湖(福島県) |
第3戦 イマカツ CUP | 09/06(日) | 桧原湖(福島県) |
第4戦 イマカツ CUP | 10/25(日) | 桧原湖(福島県) |
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