10月に入りすっかり秋らしくなった山中湖でチャプター山中湖第1戦『O.S.Pカップ』が開催されました。当初は4月26日に開催予定でしたが新型コロナの影響の影響で10月開催(しかも最終戦!)まで延期となった今回の『O.S.Pカップ』。湖の状況をチェックするため、前日に筆者も久しぶりに湖に出てみた。
今の山中湖の特徴として夏の大雨影響による水位上昇がまだ続いており、シャローエリアのいたる箇所で冠水ブッシュが見られることが上げられる。それらのブッシュでは多くの場所でバスが目撃できたがかなり仕上がっている個体が多かった。また、ターンオーバーが始まりかけているが、湧き水が豊富な山中湖では水がキレイなエリアも存在しており、そのような場所では山中湖バスがポロポロと釣れていた。トーナメント当日は終日薄曇りの天候。前日は秋晴れの好天だったため、トーナメント当日との天候の違いが釣果にどのように表れるかが楽しみであった。
年間成績はこれまで全戦表彰台の大谷プロが暫定トップ。逆転の可能性があるのは全戦ウェインをしている青山プロ(9P差)、鳥居プロ(11P差)の2名のみでこちらの結果も注目されるトーナメントになった。
13時の帰着を迎えると一様に厳しい表情。昨日よりも魚の活性が落ちたという声が聞かれた中、優勝したのはキロオーバーを含めてしっかり3本揃えた中薗選手。激戦エリアをあえて外した戦略がハマり嬉しい初入賞が初優勝となった。年間成績はこれまで安定した成績を収めていた大谷プロがまさかのNFと大ブレーキ。最終戦で2位入賞の鳥居プロが逆転で年間優勝を手にした。
チャプター山中湖第1戦『O.S.Pカップ』開催にあたりO.S.P様には選手全員に山中湖でも人気のスモラバTUGGERだけでなく非売品グッズを大量にご協賛を頂きました。O.S.P様にお礼申し上げます。
本日のトーナメントで新体制下のチャプター山中湖を全戦無事に終えることができました。これも冠を持って頂いたスミス様、MotorGuide様、ノリーズ様、O.S.P様、会場を提供して頂いた湖明荘様、マリンハウスMOMO様、そして出場選手皆様のおかげとお礼申し上げます。来年も皆様のご参加をお待ちしております。