第３戦 ノリーズ＆プロショップめがねのタカイ CUP
７月２１日、NBCチャプター愛媛第３戦が灼熱の野村ダムで開催された。
本来は６月３０日の開催予定であったがダム放流の関係で約３週間後に延期しての開催となった。
アフタースポーンからサマーへ変わる季節の変化を各選手がどうやって攻略してくるのか？
日本一釣れるトーナメントレイク野村ダムで７月に開催されるチャプターではキーパーだけなら２桁釣果は当たり前。しかし同時期の試合では４キロオーバーが乱舞する事もあり選手の戦略を悩ます要因の一つだ。
結果から考察するとサマーパターンを強く意識した選手達が上位に入賞。
エレキトラブルなどに見舞われながらも粘り強くやり切った篠原選手が見事な優勝を飾った。
プラでは岩盤に浮くビッグフィッシュパターンを発見したが当日は機能せず、水が通る岩盤の岬、ボディウォーターのディープ崩落後などを廻り、１０時３０頃からフットボール、ストレートワームで唯一となる実質４キロオーバー（ペナルティあり）を叩き出した。本人も表彰台で語っていたが検量後にエア抜きが上手く出来てなく魚のケアを手伝っていたライバル達の行動も素晴らしい光景だった。
準優勝は石川選手。
プリプラ、前日プラでビッグフィッシュパターンを模索して1/2フットボールでボディウォーターの張り出しをやり切り３ｋｇオーバーを持ち込んだ。キモはビッグフィッシュほどバイトが出ないので丁寧に落とし込み、ちょっとした違和感でも感じられるように集中する事だったとの事。
第３位は平井選手。水が動くエリアを意識して板ケ谷曝気装置周辺で２キロオーバーを仕留めた。
色々品を変え入れ替えしたがウェイインした魚は全てヤミーのネコリグだった。
坂本選手は約700ｇがロケットするハプニングがあり２本ながら３キロオーバーを持ち込み４位に踏みと
どまった。
第５位は横溝選手
唯一、上流域を攻略して今期初参戦で２回目のお立ち台に立った。
年間争いは最終戦を残して５ポイント内で山口選手、坂本選手、大久保選手、平井選手が混戦状態。
誰が年間優勝してもおかしくない状況。新進気鋭の若手がそのまま突っ走るのか？ベテラン勢が逆転するのか？最終戦ではどんなドラマがまっているのか楽しみである。
また、急な大会の延期でご迷惑をお掛けしました選手の皆様、スケジュール調整ありがとうございました。
最後になりましたが今大会の冠スポンサーであるノリーズ様、めがねのタカイ様、今年もたくさんの商品提供頂きありがとうございました。また、チャプター開催に理解をして頂ける地元明間地区の皆様、協賛各社にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 34℃ |
| 水温 | 25℃ |
| 水位 | 夏水位 92％ |
| 水質 | クリア |
| 風 | 弱風 |
