6月19日(日)に河口湖にて開催されたJBローカルトーナメントで選手のボートと観光船が接触する事故が発生し、男女4名の方が重軽傷を負いましたた。被害に遭われた方々ならび、関係各位に大会主催者としてお詫び申し上げます。
来年にはJBも発足40周年を迎えます。矢先の39年目にして発足以来はじめて生じた人身事故になります。今後、このような事態が多発した場合、組織を解散する選択をせざるを得ない状況にもなりかねません。お一人お一人が安全を心がけ、トーナメントに参加して頂きますようお願いいたします。
今回の事故現場は河口湖大橋付近です。見通しのわるい場所では『危険予測』が事故を未然に防ぐうえで最も大切です。そのためには常に周囲の状況を確認しておかなければなりません。
湖面はさまざまな方が利用します。釣りに集中することで周囲が見えなくなることも考えられますが、それでは脇見運転と同じです。公共水面で釣りをする以上、競技やプライベート釣行に拘わらず、安全を最優先してください。ボート保険の契約内容もしっかりと確認してください。
コロナ禍が収束へ向かい、夏場は観光客の増加が予想されます。安全第一で釣りや競技を楽しんで下さい。
日本バスプロ協会 会長 山下 茂